半貴石やダイヤモンド、パールを一点ずつ選び、
その個性に寄り添うように仕立てたジュエリーたち。
冬のひかりにそっと寄り添う、
Ryuiのクリスマスコレクション。
切り取ることと、残すこと。
その静かな選択の中から、
石の気配が立ちあがる。
宝石研磨士・大城かん奈 氏による、
希少な手擦りの研磨。
石にそっと触れながら、
その内に眠る個性をすくいあげ、
最小限の形として息づかせていく。
石の中には、小さな景色が眠っています。
その景色が最も美しく息づく場所を見つけるために、
Ryuiは原石を選び、大城氏に託しました。
手で触れ、目で感じ、心で整える研磨。
その自由なカットは、
手擦りにしか宿らない気配を帯びています。
ふたたびRyuiの元へ戻ったルースは、
その個性をそのままに、
静かな輝きを放つジュエリーへ。
ダイヤモンドは、
一つとして同じものはありません。
パールもまた、
それぞれに異なる表情を持っています。
小さな違いが折り重なることで、
ただ一つの輝きが立ち上がる。
その瞬間、
心の奥に、静かなひかりが灯ります。