Destination 2024~

2024 Collection Destination

Because there is a front, there is a back
A left, because there is a right
And a summit because there is a base

There cannot be one without the other
Both are needed to make sense
Opposing mirrors
That pull, push, and move me
Waves of the heart
That appear with my light

Destination - 行先 -

前があるから後ろがあり
左があるから右があり
上があるから下がある

片方だけでは成り立たない 両方あって意味をなす
そんな対なる合わせ鏡が
わたしを引っ張り押し合い 揺れ動ごかして
動いて生まれた心の波が わたしの光と現れる

その光が明るく輝けば 鏡の世界は広がって
もし光が全てを満たしたら 鏡の囲いも消え失せて
未来に向かって わたしは自由になれるだろう

その光が暗く沈んだら 鏡の世界は縮まって
もし闇が全てを飲み込めば 鏡の囲いが点と押し寄せ
過去に囚われ 身動きとれなくなるだろう

そんな人のわたしには
どちらも選べるようにと 心と体と時間があって
それがあるから希望がある

上下、左右、前後があるように
良い悪い 高い低い 損得 早い遅い 美しい醜い など
日常の中にはそんなあらゆる対なるものが存在します。
その対なるものは、「ちょっと良い」があれば「ちょっと悪い」
「すごく良い」があれば「すごく悪い」のように
まるで合わせ鏡のように、片方を意識してみた分だけ
同様にもう片方を映し出します。

そうして日々私たちは、そんないろんな対に気持ちを揺れ動かして
喜んだり、楽しんだり、迷ったり、悩んだり、複雑に心を変化させ
その生まれた心が同じものを見ても人それぞれ感じ方が違うように
十人十色の意識を生み、自分だけの世界を作り上げています。

そうして日々今の心に従って、自分の世界を生き
限りある体と時間を使って、更なる心の変化を重ね
限りがない心の行先を決めているんだと思います。
それならその行先はいい方がいい。

わたしのいいとはなんでしょう。
あなたのいいとはなんでしょう。

そんなことを考えました。

日向 龍
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